遺品整理は家族の気持ちの整理にとっても役立ちます

亡くなる直前まで元気だった祖父が他界した際、介護サービスを受けていたため、レンタルしていたベッドや車いす等を返却しなければいけませんでした。

それまでお世話になっていた介護士さんも交えて祖父の部屋の整頓をしていたのですが、

祖父が亡くなったことをなかなか受け入れられなかったわたしの両親が心身ともに疲れ果てていて、

どれが返却物なのか、また、整理して良いものが何なのかが決められず、何日もかかって整理することになってしまいました。

両親とゆっくり遺品ひとつひとつの思い出を聞くティータイムや、時間を見つけてはテレビで以前見たことがあるお店に食事に行ったり、足湯につかったり、

少しでも何か癒されるものがあれば試してみながら、また遺品を整理するということを何度も繰り返しました。

わたしだって辛いし苦しいのにと思って若干口論になることがありましたが、すっかり年老いて元気をなくしてしまった様な両親を見ていると、

手続きなんて多少遅れても仕方がないし、何とかしようと思えるようになりました。

突然の大切な家族の死を受け入れきれない親族と、しょせん他人である介護士さんでは、同じ人の死を分かりあえることはないと割り切ることが重要です。

我が家はヘルパーさんに長年、週3回来ていただいていて、祖父やわたしたち家族はとても仲良くさせていただいていたつもりだったのですが、

祖父が亡くなった時の割り切った対応や、介護士用品返却を催促される際に、遺品をさっさと片付けるようにといった指導が、

実は当たり前のことなのですが、家族としてはすんなりと受け入れられないものですが、

彼等、彼女等の仕事はあくまでも介護であり、介護を頼まざるを得なかった家族の気持ちに寄り添う義務はないからです。

祖父にとって最後のお友達だった彼等、彼女等の恩に報いるためにも、割り切って対応して差し上げる必要があります。

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